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我思故我存

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2010年 11月 28日

インド人

昨日、一緒に来たリレー。
箱を見ると「GM Restoration Parts」
どうやらゼネラルモータースで作っているらしい。
更に良く見ると、「made in india」
つまりインド製。

インド人_d0178511_1946610.jpg


箱を開け、中身をじっくり観察。
「なんか怪しいな。これ。」

まずGENランプの受け側の接点が斜めに付いてる。
しかもそれに合わせて送り側の接点も無理やり斜めに曲げている。(下の写真では上側の接点)
次にB端子側の接点もやっぱり無理やり曲げている。
しかも接点ずれてるし。(下の写真の下側の接点。)
それとコイルの巻きが緩くてメタボのお腹みたいに膨らんでる。
一言で言えば、「作りが雑」な印象。

インド人_d0178511_19472566.jpg



人の良い日本人である自分はこう思う。
「天下のゼネレルモータースで管理してるんだからきっと大丈夫。だよね?」
「最近、成長著しいインドだし、数学も得意なインド人だし、大丈夫。だよね?」

とりあえず配線をして、ずれてる接点を上手く合うように調整してスイッチON!


ん?
GENランプが点かない。
「うん。まあ予想通りだな。」


あれこれテスターで調べてもう一度、スイッチON。
「ランプよし!」
でもってエンジン始動。


ん?
今度はGENランプが消えない。
「。。。。。。。。。。。。。。そうきたか。」

どうやら発電はしているようなので問題はやはりこのリレー。


「これがうわさに聞く、悪名高きインド産V-twinレプリカなのか?」
「それにしても最初から機能しないなんて。。。」
「もういいや、壊れたら壊れたでいいから分解しちゃおう。」


ごそごそごそごそ。


全部ハンダも外して分解しちゃいました。
まあ分解したところで不良の原因は解らないんだけど、
さっきいろいろやっているうちに切ってはいけない線を切断した事を発見。

コイルは二重になっていて内側のコイルを断線してしまっていた。
とりあえずそのコイルを一巻き解いて、
更に外側のコイルもぴったり巻きなおしてハンダで固定。

インド人_d0178511_20132098.jpg


「ではやって見ますか。」
配線をして、あまり期待もせずにエンジン始動。

ん?
なんだかいい感じだぞ?
接点も付いたり離れたり。
ランプも点いたり消えたり。

「Good job 俺。」

とりあえず、もう少し確認と発電量の調整が必要だけど、
家の前でこれ以上アイドリングさせ続けるのは気が引けるから
来週にでもどっかに行ってやってこよう。

それにしても何が原因だったんだろう?
インド人ビックリだなこれは。

by hiyokobeans | 2010-11-28 20:26 | 43WLC | Comments(0)
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