2016年 02月 09日

バルブにまつわるエトセトラ。

ちょっと前に、バルブシートカッターを手に入れたんだ。

前田金属工業製。

TONEが売っていたという事は、昔はどこの修理工場にもあった道具なんだろうか?

今では、たぶんTONEの工具ラインナップからは外れているから使う修理工場は少ないんだろうけど、

昔は、バルブシートの修正なんて、上手い下手はあるにしても町の修理工場でもやっていた作業なんじゃないかなぁ。

違いますかね?
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少し前に、整備士の人と話すことがあってさ、

「C92のバルブ研磨とシートカット・摺り合わせ」 を自分でやったんですよ と話したんだよね。

そしたら怒られちゃった・・・・

「バルブ削ったりなんかしたら駄目だよ。バルブが小さくなっちゃうよ。」だって。

「バルブは縁の厚みが残ってるから、小さくはなってないですよ。」と絵を描いて説明したんだけど、聞き入れてはもらえなかった・・・・
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彼曰く、「バルブは段付き摩耗したら交換が原則」。

「摺り合わせで修正できないほどバルブシートが荒れていたら、シリンダーヘッド交換。」なのだそう・・・・・

終いには、「サービスマニュアル」にもそう書いてあると・・・・・

あまりに会話が噛み合わないので驚いたんですよね。

最近の単車はそうやって直すとしても、まさか整備士の人に話が通じないとは思っていなかったんだよね・・・・





そう遠くない将来。

動いてる70年代以前の単車の台数が、動いてる80年代・90年代の単車の台数を超えるんじゃないかと結構本気で思ってるんですが、

その頃には、旧い車両の まともな修理ができるお店は激減しているのかなぁ。

と思ったら、少し悲しくなったのでした。


日本は、旧車の整備なんて、変人の奇行にしか映らない国になってしまうのでしょうか?

それは勘弁だなぁ。そうなったら、俺なんかすぐに村八分じゃないか。

今だって時々、家の前を通る人に挨拶を無視され、目を逸らされるのにーーーー(涙)


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by hiyokobeans | 2016-02-09 19:48 | Garage | Comments(2)
Commented by mmおやじ at 2016-02-09 21:00 x
なんだぁ~ その整備士はぁ~???X3
 
整備の基本は、現場、現物、現実  物理、自然科学は嘘つかない!
マニュアルは 参考書と心得よ、鵜呑みにしてはイケません疑ってかかれ
(事実 メーカー発行のマニュアルの中には誤記 印刷ミスなど多々あり)
 
整備士と言う肩書にまどわされるな!
かの ニッカウィスキーの創業者もラベルにまどわされるな と言っていた
信じるのは 自身の手でやった実験の結果のみ。
理論理詰で考える事が出来ない整備士は ヘボだな(きっぱり!)
マニュアルの無い 旧車の整備は不可能だろうなぁ~ 笑
 
自力で勉強して這い上がってきて 還暦を迎え
 なんか 卑屈になってるのかな?自分 笑
Commented by hiyokobeans at 2016-02-09 21:38
以前の会社にいた頃には、測量の精度を検証するのに「プロは数字を見て物を話せ。」と教え込まれました。
「正しい工程で作業したので、正しい結果が出ているはずです。」ではなく、
「測量計画、観測値、計算途中の数値。などから、なぜその結果が出たのかを考えろ・・・」と。

どこでもそうなんでしょうけど、近年は学校なり会社なりで、「正解のひとつ」を大量に詰め込まれ、「なんでそれが正解か?正解はそれだけか?」というところまで考えを馳せない人は多い気がします。
その知識は、あくまで他人からの借り物であるのですが、そういった人は自分の知恵だと勘違いします。大概、まったく応用が出来ませんよね。


ボアアップにかかる「大人用茶碗の話」も然り、
おやじさんの例え話に気の利いた答えを返すにも修業が必要です(笑)

「現場 現物 現実」本田総一郎の本で読んだ気がします。
額にでも入れてガレージに、貼っておこうかな。




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