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我思故我存

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2018年 01月 15日

マナスルさん。

正月に買ってきたマナスルさん。

早速分解。

ちまちましていて楽しい。

マナスルさん。_d0178511_20543525.jpg
ポンプの中に入っているワンウェイバルブを外すための工具も作った。

ワンウェイバルブは、ケロシンストーブ界ではNRVというらしい。

マナスルさん。_d0178511_20561997.jpg
工具を突っ込んで、グッと回せば・・・・・
マナスルさん。_d0178511_20570338.jpg
摘出成功。
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でもって、またこんな道具を作って、

そのNVRも分解。

中にバネとゴムが入っていて、構造は簡単。

ゴムがカチカチだったので、ニトリルゴムのシートから自作して投入。

写真忘れた・・・・

マナスルさん。_d0178511_20583888.jpg
タンクその他は、キャブクリーナーで少し洗ったら、綺麗になった。

マナスルさん。_d0178511_20584915.jpg
お山とお花の絵も見れるようになった。

ヤフオクでマナスルのストーブを見てると、

外国製のそれに比べて極端に人気が無い様子。

なんだろうか。偽物扱いなんでしょうかね?

まぁ。自分的には興味ないけど。

マナスルさん。_d0178511_21013755.jpg
スカスカになっていた、ポンプも修理。

革のカップは自作した。

16ミリのステンレスパイプと、10㎜の丸棒で革を成型する。

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革は良く水に漬けて湿った状態で、パイプに突っ込む。

この状態で乾かすと・・・・・・

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固まる。

縁を切りそろえて、8ミリの穴を開けて完成。

丸棒は、革の厚みに合わせて、ガムテープを巻いて太さを調整。

ハンマーで少し叩いてやっと入る位キツイ方が仕上がりがイイみたい。

ちなみに革の厚みは1ミリ位の奴が調子がよかった。

ポンプの直径は14ミリ位でした。

マナスルさん。_d0178511_21075860.jpg
作ったカップにオイルを塗って投入。

他にも鉛のガスケットなんかも作って交換しました。

手を入れなかったのは、ガスの噴射口の部品だけ。

掃除針で穴をホジホジしておしまい。

マナスルさん。_d0178511_21100994.jpg
そうそう。それから、携行時のタンクの蓋が無かったので、旋盤で作成。

贅沢に砲金で作る。

たまたま、材料があったから。

蓋のネジ。サイズはM13×P1.0

珍しい規格なので、ネジ切です。

止まり穴の内径のネジ切・・・・・・ド緊張。

マナスルさん。_d0178511_21111414.jpg
ネジ切バイトも、ハイスで研いだ。

初めて研いだが、なかなかに難しい。

作ってから、「もっとああしたら良かったなぁ・・・」と気付く。

研ぎも甘く、少しビビったけど、一応、上手に切れた。クラッシュもしないで済んだ。

マナスルさん。_d0178511_21135521.jpg
途中までは順調だったんだけど、

トンボして、先っぽの成形をしていたら、ワークがチャックから外れて大惨事・・・

キズキズになってしまった・・・・・・。

とは言え、部品も揃い、パッキンも全部交換してスッキリ。

ポンプすると、ちゃんと内圧も上がる。

そのまま水に沈めても空気の漏れも無いのできっと大丈夫。

さぁ試運転だ。

マナスルさん。_d0178511_21160633.jpg
初めて扱うケロシンストーブだけど、

圧抜バルブオープンの状態で、燃料アルコールでプレヒートしたのち

圧抜きバルブを閉じて、ポンプして点火。

ゴーゴー言いながら火が付く。

マナスルさん。_d0178511_21183400.jpg
火の先っぽが赤いのと、少し灯油の臭いがするが、こんな物なんだろうか??

まぁ。ともあれ動き出したマナスルさん。

一度キャンプに持って行ってみよう。



by hiyokobeans | 2018-01-15 21:23 | Comments(0)
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