我思故我存

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2011年 02月 28日

たかが縫目。されど縫目。

今日も仕事から帰ってボチボチ作業。
黙々と手を動かし、縫目を進める。
この頭の中を真っ白にしてする作業は結構心地よい。

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カード入れが出来ました。
ミシンで縫えばあっという間に作れるこの部品。
手縫いでやるとそうはいかない。

まあ革ミシンなんて持って無いけど。。。。

部品を切り出せたら、接着剤で固定して、
菱目打ちで穴を開け、それからあけた穴を一つ一つ整形して、
やっとこ縫い始め。

作ってる方としては手間はかかるけど
その分、愛着が湧くよね。
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縫目の違い判る?
右が手縫いで、左がミシン。
少し模様が違うでしょ?
ミシンは縫目がまっすぐで手縫いは少し斜め。


この縫目の違いだけなら、手縫いなんて手法はもう存在して無いよね。
ミシン持って無い人がやるだけの技になっちゃう。
でもそうじゃなくて、手縫いの製品があるのにはやっぱり訳がある。

手縫いの方が丈夫なんです。

長く使うといつか糸が切れる。
そのときミシン縫いだと、縫目がどんどんほつれちゃう。
でも手縫いだとほつれない。
糸が切れた箇所をまた縫い直して補修も出来る。
だから手縫いは丈夫。

だから長く使える良い革を使った製品には、
手縫いの物が多いんだね。
先を見据えて選ぶ手法。

もの作りってこうでなくちゃ。
すべての工程、選択に意味があるから、
そうやって出来た形にも意味を持つ。
だから美しい。
そしてそんな「仕事」をする職人さんは格好イイ。


本当に良い物ってそうやって出来てると思うよ。


いま巷に溢れてる
チャイニーズ製のパクリ製品には全く無い精神。



それはそうと、この物作りの精神はバイクの設計にも通じるね。
10年先、20年先にも修理出来る設計。

昔のハーレーと国産車の設計方針の違いは
ミシンと手縫いの関係に似てるなぁ。

だからハーレーは平気で60年も70年も昔の
バイクが現役で走っていられるんだね。


まぁ。自分の作ってる財布はそこまで考えて作って無いし、
そんな大層な物は作れないけど、
一応、革が生きていれば、修理は出来るんじゃないかなぁ。
そんな懐の深さが革のいい所かも知れないね。

まあいいじゃない。
そんなユルユルな財布でもさ。
作ってる俺は楽しいし、
使ってくれる人が喜んでくれればさ。
それだけでもこの財布には十分意味があるよね。

ね?

ね?
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by hiyokobeans | 2011-02-28 23:52 | 工作 | Comments(0)
2011年 02月 27日

煙。

「火のな~い所にも、ケムリ~が立っている~♪」
作業中のテーマソング。

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次の財布はこんなだ。
とりあえず思い立った部品を切り出して。
重ねてみる。
ちょっと厚ぼったいかなぁ。


方眼紙懐かしいでしょ?
小学生以来の再会。


今度作る財布の小銭入れはジッパーで閉まるヤツ。
ジッパーなんて使った事無いので。
どうやってつけるか思案中。
何箇所かどうやって縫おうか悩んでます。

頭からはケムリが出そう。。。。。
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いつも思うけど、
こげ茶の革を切り出してると、
なんか色選びを失敗したような不安に襲われる。
でも、まとめて見るとやっぱりいい感じ。

いつもそう。何でなんだろうか?
まあでもこうやってイメージ能力が育つんだろうなぁ。
多分。

今ここに無いものを見る能力。
コレ大事。
行き過ぎると空想癖になってしまうかも知れないけどさ。。。。。
でも大事。
人は想像できるものは実現出来るんだ。
いつになるかはは知らんけど。


この財布を乗り切れば、
少し気分的にも楽になるなぁ。
先が見えてくる。


ん?仕事しろよって?
はいはい。
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by hiyokobeans | 2011-02-27 14:47 | 工作 | Comments(0)
2011年 02月 26日

出来ましたよ。

小銭入れが出来ましたよ。
ちょっと写真のほうが実物よりよく写ってるかもなぁ。
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結局ストラップは黒にしました。
「褐色の肌に黒髪。」
インディアンの様な配色なになりました。
自然にある配色はとても違和感がないのね。
これ持論。
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「じゃらじゃら大好き。」
だんだんビーズが髪飾りに見えてきた。
あいつももう「のりチーズ」じゃなくなったでしょ?
裏側はつるっとした感じを大切にしたかったので、
フックの取り付けに縫い目が出ないように少し考えました。
まあ、自己満足なんですけどね。。。
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金具も作ったから、既製品はビーズだけ。
何にでも少し手を加えると、グッととよくなるね。

これポケットに入れたら少しゴワゴワするかもね?
後は使う人に委ねますよ。

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じゃらじゃら結構好きです。はい。
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by hiyokobeans | 2011-02-26 15:42 | 工作 | Comments(0)
2011年 02月 23日

Zen and the art of motorcycle maintenanse

今、読んでる本。
「禅とオートバイ修理技術」
1974年にアメリカで発行されベストセラーになり、
日本では1990年に翻訳された。
廃盤になったけど2006年に再販された本。

下の写真は最初に日本で翻訳されたもの。
新しい方は上下巻になり、表紙はショベルヘッドエンジンの写真になったみたい。

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とにかく面白い。
物語の軸は、オートバイでのツーリング。
その旅の間に主人公が哲学的な思想を繰り広げる。

その思想の例えや、きっかけにオートバイのメンテナンスがしばしが引用される。
そのメンテナンスがかなりマニアックなのだ。
翻訳が上手く訳せない表現が出てくるくらいマニアック。

自分的にかなりツボである。

主人公はツーリングの合間に、バイクのメンテナンスをする。
プラグの焼け具合をチェックし、燃料が濃いことを知る。
単純に調整が濃いだけなのか、
それが点火系から来るものなのか、
考えを張り巡らせ、
色々なトラブルシュートを繰り広げ、
結局、原因が標高が上がったことにたどり着いたり。

タペット調整はエンジンを完全に冷やすため
一晩休んだ朝にしなければならないとか言ってみたり。

メンテナンスについての描写がかなり突っ込んでいる。



おかげで結構、ややこしい思想を繰り広げるのだけれども、
例えに、バイクのことが多く自分的にかなり分かりやすい。

そこで気になるのが主人公の乗っているバイク。
本編に車種までは出てこない。
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これ実際の主人公(著者)と息子のタンデム写真。
なんたってこの本ノンフィクションだからね。
ネットで調べたらすぐ分かった。

バイクはホンダCB77。

あのCB72を輸出用に305ccまでボアアップした車両。
「Buco」と思われるサドルバッグがかなり60年代アメリカを感じさせる。

格好いいなぁ「Honda」×「Buco」の取り合わせ。
俺もこんな単車でツーリングに行きたいなぁ。

「まてよ?」

俺のバイクもこの時代、にすでに生まれていたんだよなぁ。
カナダのどこかを走っていたか。
民間に払い下げられてアメリカのどこかで走っていたのか。
それともすでに部品になってしまっていたのか。

なんか感慨深いなぁ。
今年は沢山走ろう。そうしよう。
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by hiyokobeans | 2011-02-23 21:04 | Garage | Comments(0)
2011年 02月 22日

錆の魅力。

週末の酒の席で、誰かに聞かれたの。

「なぁ。錆の魅力って何?」

その時は、なんか横槍が入って答えなかったのだけれども、
次の日になってもその言葉が頭から離れない。


「錆の魅力って何だ?」


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世の中に、確かに存在する「錆好き」の人達。
自分が「錆好き」なのも間違いない。
錆なら何でもいいわけでは無く、
良いと思う錆と、そうでない錆がある。



「でも何でだろう?」


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錆にもいろいろある。

粉みたいに吹いたヤツとか。
もうウロコみたいにガサガサなヤツとか。
鍍金の裏からにじみ出てきたやつとか。
赤いヤツとか。
黒いヤツとか。

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どんな錆が出るのかは、その鉄によっていろいろ。
鉄の成分だとか、形状、厚みなんかでも表情が違う。
その鉄がいた環境によっても出る錆が違うだろう。
同じ状態でいた時間はどの位なのか、
水に触れる場所だったのか、
乾燥した場所にあったのか、
風が当たる場所にあったのか、
海が近かったのか、
それとも遠かったのか、
人に触られるものだったのか、


それぞれによって、みんな錆の表情が違う。

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それは職人さんの手のようであり、
野良仕事に励む、おっちゃん、おばちゃんの顔のしわのようでもある。
それぞれ、人生を写す鏡だ。

またまた、陶芸の自然釉のようでもある。
偶然の産物かもしれない。


それとは別に
味わいのある錆がある所は、
時間の感覚が惑わされたりもする。
そこだけ、世間から忘れ去られた感覚に陥ったり。
そこだけ、時間が止まってしまった様に感じたり。
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いまそこにある鉄。

なんでそこにあるのか?
どれだけの時間そこに居るのか?
コレまでどんな「人生」を辿ってきたのか?
人に愛されて生まれた錆なのか?
それとも忘れ去られて生まれた錆なのか?

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そんな事を直感したり、想像するから、きっと錆は面白いんだと思う。
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by hiyokobeans | 2011-02-22 21:07 | Comments(2)
2011年 02月 21日

だって気が向いたんですもの。

週末、地元の友人達と飲みました。
そしたらまた財布を作る事になったよ。

今抱えた注文が、二つ折りの財布が5つと小銭入れが一つ。
それからこないだ作った財布の改良。

皆さん、僕の趣味に付き合ってくれてどうもありがとう。
頑張って作りますのでしばしばしばしお待ちを。。。。


年始の酒の席で、作る事になった小銭入れ。
週末、どんな形にするかを聞いてきて、昨日からボチボチ作業。
後回しとか言っておきながら、先に手を付けます。

ざっくりこんな感じになりそう。
どう?イメージ通り?
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裏側。
飾りは試作品。
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黒で作ったらなんか海苔巻きみたいなんだよ。
「のりチーズ巻き。」
茶色で作ったら「切り株」みたいになるのかなぁ?
見方を変えれば、火消しの人が持ってるやつにも
似てるよね。
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それと、飾りをどうやって繋ぐかも考えなきゃなぁ。

今回の注文でこの小銭入れが、一番難しいかもなぁ。
技術的にはそんなでも無いんだけど、
形に自由度があり過ぎるんだよね。
小銭が入れば機能を満たしちゃう。
選択肢が無限大。


そうやってあれこれ考えるのが楽しいいんですけどね。
まっボチボチやります。

多分ね、何かを作る事は一生続けるよ。
そんな予感がします。
革細工はいいボケ防止になるよ。きっと。
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by hiyokobeans | 2011-02-21 23:28 | 工作 | Comments(0)
2011年 02月 20日

ふらっと千葉。

週末は朝早く、出発。
目指すは千葉。

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久しぶりの遠出に少し浮かれながら走る走る。
先週は寒い日が続いたけど、今日は寒さも大分緩んだ模様。
サイドバルブも絶好調だし、気持ちよく走る事が出来ました。

千葉まで約120㌔。3時間ほどの道程。
一昔前では、手の出ない距離だと思ってたけど、
4年前、友人達と川崎-猪苗代湖のツーリングに
行ってから自信がついたよね。

「旧車は走れる。」

そりゃあ、現代車と同じようには走らないけど、
時間さえ気にしなければ、
十分に遠くに行って帰ってこれる代物だ。

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帰りは雲行きが怪しく、途中、柏の辺りで
雨粒が少し落ちてくる所もあったけど、
なんとか、雨には降られず帰って来れました。

それにしても国道294号から見る筑波山は
雄大で格好がいいね。
栃木の男体山とは一味違った趣があるよ。



さてさて、次はどこへ遊びに行こう?
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by hiyokobeans | 2011-02-20 22:08 | 43WLC | Comments(0)
2011年 02月 18日

月夜の晩に。

今日は月が綺麗だったねぇ。
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先日本を買いました。
この本を知ったのはもう10年以上前。
本のタイトルに引かれ、
本屋さんに山積みされていたものを
手に取り、少しページをめくる。

オートバイ修理の手引書だと思った自分には、
期待はずれだと感じ、元に戻したっきり、
そのままとなっていました。

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「禅とオートバイ修理技術。」
物凄いそそるタイトル。
先日偶然、この本に再会し読み始めました。
700ページ近くもあるし、
とても難解な表現が多いので、
読破出来るか分からないけど、
今のところ、とても楽しい。

電気ショック療法で記憶を失くした大学教授が、友人夫婦と息子の4人で
オートバイに跨りアメリカを旅をしながら、いろいろ考える話。

しかもこの小説。ノンフィクションなんだって。
まだ昨日から読み始めたばかりなんだけど、
最初の一節ですっかり引き込まれてしまいました。

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-本文から抜粋-

 オートバイに乗って休暇を過ごすのは、他にはない一種独特の趣がある。
 車は、いわば小さな密室であり、いったん慣れ親しんでしまえば、自然の
 何たるかを知りえない。窓の外を移り行く景色は、テレビを見ているのと
 なんら変わりがない。私たちは、ただ枠のなかを流れている景色を漠然と
 眺めている傍観者にすぎないのだ。

 だが、オートバイにはその枠がない。私たちは完全に自然と一体になる。
 もはや単なる傍観者ではなく、私たちは自然という大きな舞台のまんなか
 にいて、溢れんばかりの臨場感に包まれる。足下を唸るように流れてゆく
 コンクリートは、現実のものであり、足を踏みしめて歩く道路そのもので
 ある。ぼんやりとして焦点を定める事はできないが、それは確かにそこに
 あり、その気になればいつでもこの足を降ろして触れることができる。
 すべてのもの、すべての経験、これらは決してじかの意識から逸脱する
 ことはない。

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いい歳こいてバイクに乗る人には絶対、共感出来る感覚なんじゃないだろうか?
そうじゃない人はもう「モーターサイクルインポテンツ」だ。


明日は単車で千葉まで行こう。
明日の準備をすぐやってすぐ寝よう。
明日は早く家を出発しよう。

うんうん。そうしよう。
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by hiyokobeans | 2011-02-18 20:33 | Garage | Comments(0)
2011年 02月 17日

寒中宴。

3連休に千葉の外房に住む友達の家に行って来ました。
本当はバイクで行くはずだったのに、雪が降ったから車で出発!
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トンネルの入口と出口はアイスバーンになっていて危険です。
滑ってハンドルをとられます。
写真なんか撮ってる場合じゃなかった。。。。。
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大仏を横目に車を走らせ。
途中で地図を忘れたことに気づくも、
適当に道を選び、海を目指します。

1年ぶりに合う友達は相変わらずで、
時間も忘れ馬鹿話に花を咲かせました。

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それにしてもこの日は寒かったなぁ。
栃木ほどではないけど。。。。。

もう出会って15年くらい経つけど、
本当にあの頃と何も変わらないねぇ。
千葉にいた時間は、まるでタイムスリップしたようだったよ。
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次来るときは晴れるといいな。
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by hiyokobeans | 2011-02-17 21:04 | Comments(0)
2011年 02月 15日

つ・き・あ・い・た・い

時は昨日。
もう完全に寝静まった。午前2時半頃。


「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」


どこからとも無く騒音が。
どっかのアホがフライパンをお玉で叩いているのかと思って。
窓を開けて、辺りを見回す。


「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」


隣の家のエアコンの室外機が爆音を奏でています。
すぐ止まるかと思い、そのままにしておくも。


「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」



騒音は延々続きます。
なんかエンジン焼き付き寸前の音みたいだ。



「カンカンカンカンカンカン。ギュルギュルギュル。。。。。。。」

「ボワッ。ボフッ。」



なんか危険そうな音がしています。

しばらくして、やっと静かになったと思い、ほっとしていると。


「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」


いい加減、頭にきて。
夜中の3時に隣の豪邸のチャイムを鳴らします。

「ピンポーン」

隣人「はい?。」

俺 「夜分すいません。お宅の室外機からなんか凄い音がしてますよ。」

隣人「ああ、どうもありがとうございますガチャ。」

俺 「?」

こいつ受話器切りやがった。
玄関から出てくるのかな。
お?玄関光った。
窓越しに目が合ったよな今。

「・・・・・・・・・・・・・・」

シカトして帰りやがった!!!!!!!!!

それまで5分も雪の積もる外に待たせやがって。
何考えてるんだコイツ?

それからしばらくして、室外機の音も消えたので、ようやく就寝。

そして朝4時過ぎ。

「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」

また始まったよ。
いったいどういうこと?

嫌がらせですか?
俺が何かしたか?
普段、家の前で挨拶してもシカトのお前。
回覧板を時々、俺を飛ばして次の人に入れているのも知ってるぞ?
家にベンツが3台も並ぶ金持ちは、俺と話す必要ないって事か?






おかげで今日は寝不足だよ。
ほとんど寝れてないよ。。。。。。。



今日も鳴ったら通報しますよ。マジで。



俺はあれを持っていないのさ。
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by hiyokobeans | 2011-02-15 20:50 | Comments(0)