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我思故我存

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2019年 08月 19日

おつまみ =2ブラシ用BOSH製レギュレータ=

回路図読むの面白いんですよね。

あんまし難しいのは分からなかったりするんですけど、

なんというか、クロスワードを解く感じに似てるかな。

まぁいいや。

連休中、ちょっとしたきっかけで、

以前に諦めたハーレーの2ブラシ用のレギュレーターの回路を、

紙に起こしてみたんですよ。

おつまみ =2ブラシ用BOSH製レギュレータ=_d0178511_21022793.jpg
レギュレータはボッシュのヤツで、

多分、ワーゲンとかに使われてるやつと同じではないでしょうか?

たぶん、きっと、こんな感じになってるっぽい。

さぁ。書けたら、電気の流れを想像しよう。

おつまみ =2ブラシ用BOSH製レギュレータ=_d0178511_21045318.jpg
まずは、各部の説明ね。

右下にあるのが、ジェネレーター。

実際はフィールドコイルが二つあるんだけど、一つに省略。


そんでもって、鉄心にコイルが、二つある。
片方が、カットアウトリレー。
もう片方が電圧調整コイル。
それぞれ接点が付いていて、電圧調整コイルのバネの方が強いバネが付いている。

押して見りゃ分かるよ。

鉄心が磁化されると、接点がくっ付くのがカットアウトリレー側。
反対に鉄心が磁化されて接点が離れるのが、電圧コイル側。
後は、レギュレーターの後ろに抵抗がある。

おつまみ =2ブラシ用BOSH製レギュレータ=_d0178511_21093541.jpg
動かしてみる。

エンジンが始動して、ジェネレーターが発電を始める。
(+)ブラシから出た電気は二つに分かれる。

(赤)で書いたのがフィールド電流ね。
フィールドコイルを通って、電圧コイルの鉄心を通って、接点を通ってアースに行く。

何となくね、抵抗の方にも電気流れそうじゃんって思うんだけど、
電気の気持ちになって考えるとさ、
2つの分かれ道、片方は抵抗のある険しい道。もう片方はバイパス道路の楽な道、とっちに進む?みたいな感じなんですね。
そうすると、電気はほとんどバイパス道路の方を進んじゃうわけ。
バイパス道路だから、流れる電流もスイスイで沢山流れる。

(緑)で書いたのが、充電電流とでも言えばいいかな。メインストリームです。
レギュレーターでさらに二手に分かれて、電圧コイルと、カットアウトリレーの細いコイルに電気が流れる。
コイルに電気が流れると、鉄心は磁化され始めるのね。

おつまみ =2ブラシ用BOSH製レギュレータ=_d0178511_21131235.jpg
更に、エンジン回転が上がって、発電も好調になってくると、
ドンドン(赤)(緑)共に電流が増えて・・・・・・。

カットアウトリレーの鉄心の磁力が絶好調になって、パチンと接点が繋がる。
そしたら、レギュレーターのB端子から電気が出て来てバッテリーに充電する。


接点のバネが強い、電圧コイルの接点は鉄心の磁力が上がるも、まだ最初のまんまくっ付いてる。
フィールドコイルを流れた電流(赤)は鉄心を通ってダイレクトにアースに落ちていく。

おつまみ =2ブラシ用BOSH製レギュレータ=_d0178511_21175796.jpg
さぁ。エンジン回転はさらに絶好調に回って、
発電量が増えすぎてくると、変化が起きる。

遂に、電圧コイルの鉄心の磁力が、バネの強い接点を引き離す。
そしたら、いままでダイレクトにアースに落ちていた電流が、
強制的に抵抗を通ってアースに落ちる。

抵抗を通るので、(赤)で書かれた電流は少なくなり、フィールドコイルを流れる電流も減る。




フィールド電流が弱くなると、発電量が落ちる。
発電量が落ちると、電圧コイルの接点がまた繋がり、発電量が上がる。
発電量が上がると、電圧コイルの接点がまた切れて、発電量が下がる。

これを繰り返すことで、発電電圧を狙った所でキープする仕組み。



多分こんな感じじゃないかなぁ・・・・・・。
信じるも、信じないも、あなた次第(笑)


# by hiyokobeans | 2019-08-19 21:39 | 43WLC | Comments(3)