週末、「世界最速のインディアン」のDVDを見た。
もうかれこれ、この映画は3、4回見てる。
単純明快なストーリーのお気に入り映画。
時代は1960年代アメリカ・ボンネビル。
歳は60を過ぎたニュージランドに住む爺さんが二十歳の頃に買った、
1920年式のインディアンスカウトで世界最速レースに挑む映画。
しかも概ねノンフィクション。
実話じゃなかったら多分面白さも半減だね。
彼のスカウトは元々600ccのサイドバルブ。
しかし彼は改造に改造を重ね、レースに出る時には
エンジンはOHVに改造され、850ccにボアアップされている。
記録は時速288km 、当時の1000cc以下クラスの世界最速記録だ。
彼の記録はカローラで空を飛ぶくらいの偉業だと思う。
「なんであれに乗るんだ?」
「いい質問だ。乗る事に意味がある。」
こっちは本物の「バート・マンロー」。
この映画の主人公だ。
「5分が一生に勝る」
「一生より価値のある5分間だ。」
何であれ、やっぱり好きな事があるという事は、
生活に刺激を与えてくれるし、頑張る理由もくれる。
とても幸せな事だと思う。
俺もね、WLCが100歳になるまで乗り続けようかと目論んでおりますよ。
1943年式だからあと32年。
それまで単車に乗れる体力を維持しなくては。。。。。
後は、30年後まだガソリンが売っているかが心配だなぁ。