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我思故我存

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2013年 11月 25日

サイドバルブでいろは坂  -その3-

山の神様に参加者の安全をお祈りして、
いよいよスタートです。

後光も差して、山の神に祈りも通じた模様。
サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_21051644.jpg
1番選手は富士重工ラビットS101
S101はサイドバルブの250cc。しかもトルコン。
果たして、いろはの坂道が登れるのだろうか??
ご自分でレストアしたというエンジンには初の試練ではないでしょうか?
一方通行のいろは坂は、途中で引き返せません。胸中穏やかではないはず。
いやはや結果は如何に。
サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22283223.jpg
2番手は陸王RQ750
この日のために、フロントフォークに緊急手術を施しての参加です。
機関的にはもっとも旧式のオイル垂れ流し式サイドバルブ。
ハンドポンプの出番は何度来るのでしょうか?
白煙をモクモク吐きながら、坂を登っていきました。
サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22284674.jpg

続いて3番手は一見RQに見える陸王RT-2。
何故か当時最新式のRT-2に旧型RQのミッションを移植してある変り種。
RQよりパワーアップしたRTドライサンプエンジンに3速ミッションの組み合わせは、
いかなる走りを見せるのか?
もしかしてトップ(3速)でも、グイグイ登ってしまうのでしょうか?
サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22310598.jpg
さてさて4番手は朝も一緒に走ったKHK900.
この頃になると、リアサスも装備されてかなりハイテック。
サイドバルブの歴史の中ではほぼ最終形態ではないでしょうか。
陸王に比べれば、馬力は1.5倍くらいあるでしょう。
いろはの坂も余裕で登っちゃうかな?

サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22290900.jpg

続いて5番手もモデルK52年式。
WLの最終が51年なので、Kモデルのファーストイヤー。
WLの野暮ったいフェンダーも一気にスポーティーに変わりました。、
それでもまだ、ヨーロッパ車にくれべれば田舎臭いデザイン。
まあ。そこが可愛いところではありますが。

これまた、気持ちのいい排気音を吐きながら、
山を駆け上って行きました。


サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22292492.jpg
お見送りはココまでで、続いて自分のWLC。
43WLCはエンジンだけで、部品構成は年代ごちゃ混ぜの
なんとなく見た目は50年くらいのWL。
部品を外して出来たボバーではなく、
部品を取り付けてやっとココまでの貧乏ボバー。
ただ、気持ちよく走るために整備する日々を送ってますから、
乗り主は日頃の整備の成果をかみ締めながら、
単車は乗り主の愛情を燃料に走ります。

サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22340632.jpg
いろは坂は2車線の一方通行なので、
対向車が来ないのよ。
後ろや前に車がいないと、2車線を十分に使って走ることができて、
これが結構楽しいのよ。
最初は緩やかなカーブの連続からはじまって、

徐々に九十九折のカーブに突入していきます。
カーブをひとつ超えるにつれて高度を上げて、
どんどん山を登ります。

サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22371431.jpg
目指すは休憩ポイントの黒髪平。
意外とすぐに着いちゃった。
下りより上りの方が傾斜が緩いのと、
車線が広かったお陰かな。

サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22445094.jpg
ココまでは全員無事登頂。
ラビットは、坂道なかなか上がらず、恐怖と戦って登ったみたい。
トルコンフルードが噴出してました。

サイドバルブでいろは坂  -その3-_d0178511_22483809.jpg

さてさて残るは後一台ですが、
まだこないなぁ。。。。。


続く





by hiyokobeans | 2013-11-25 23:30 | 霧降高原ヒルクライム | Comments(6)
Commented by satoshi at 2013-11-26 10:22 x
hiyokobeansさん、こんにちは。

いやぁ楽しそうですですねぇ~
やっぱり行けばよかったかなと思いましたが
ピジョンじゃ無理なのも再認識か…
今度近場の坂を登ってみよう
Commented by k野郎 at 2013-11-26 11:25 x
ひよこ豆様 先日はお疲れ様でした

以前の記事を見ると、かなりの所までご自分でやられているのですね。素晴らしい!

ここの所ハーレー離れしていたのですが、いろは坂で再燃しました。この冬に一気にやってしまおうかと思います。

自分で整備した旧車が何事もなく始動し帰って来れるのは最高に嬉しいですよね。

早速今週末は川越の交換会で安い工具漁ってきます(笑)
Commented by hiyokobeans at 2013-11-26 20:22
K野郎さん どうもお疲れ様でした!
素晴らしいヤレ具合のKHK&S101で、目の保養になりました。
一緒に走れてスゲー楽しかったです!

ラビットの下りのスプリントぶりには脱帽でした。
インから陸王を差す勢いでしたねよねぇ。
上から、「あれがブレーキ効かないで突っ込みそうになってたら恐怖だなぁ。」と
思いながら見てました 笑

自分もバイク屋には殆ど行かずに、ほぼ独学で整備やってます。
修理と言うより、実験ですね。。。。。

今のところ、溶接と旋盤・フライスの工作機械にお世話になる時に、
mmおやじさんの店でお願いして、勉強させてもらってるというスタンスですね。
いづれは、全部自分で出来るようになりたいです。

自分で整備に単車が応えてくれた時に出る、脳内麻薬の味はもう止められませんからね 笑

足首の調子は大丈夫ですか?
これからも長く、ニー?今回はアンクルクラッシャーと付き合っていけるように、
整備が上手くいく事を期待してます!





Commented by hiyokobeans at 2013-11-26 20:33
satoshiさんこんにちは~!山登り楽しかったですよ 笑

K野郎さんのS101はトルコン噴きながら登頂しましたから、
ピジョンでも可能性はあるかも知れないですね。
登頂の可能性はベルトとプーリーに相談??

下りは、前ブレーキが無いとちょっと危ないかもしれないですよね。
一つしか無いブレーキが焼けちゃったら、後はジェットコースターですものネェ。。。。

旧車で人里はなれた山道を走ると、
タイムスリップした気分になるのは僕だけでしょうか?
病み付きです 笑





Commented by k野郎 at 2013-11-26 21:22 x
今年の3月に行きつけのバイク屋の主人が亡くなったんですよ。困ったって感じでしたが、自分の所で出来る環境があるんですよね。お金もないし、もうハーレー屋さんには行きたくないし(笑)

今度mmおやじ様のとこ連れてってください。
Commented by hiyokobeans at 2013-11-26 22:07
是非是非、一緒に行きましょう!

おやじさんの整備は良い意味で理屈っぽくて、
オリジナリティに溢れていて、面白いです。
単車だけでなく、工作機械も改造しまくりですよ 笑

いつも勉強させてもらっています。
時々、「これは自分で出来るんじゃない?」って、
試練を与えられてますが 笑

自分のガレージ(ある意味研究所?)も、
この環境を手に入れたくて、宇都宮に移り住んだようなもんですから、
近所の人に怪しまれながら、休みの日は、大体、ガレージに籠ってます 笑
どうぞ、ツーリングがてら遊びに来てくださいな。大したところじゃないですけど。

ヘタなハーレー屋に修理まかして、「自分でやった方がマシだったじゃん」とか思うのはガッカリですよ。。。ホント
すべてがそうだとは思わないですけど、自分でやって失敗した方が諦めがつきますね 笑

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