第6回 霧降高原ヒルクライム ‐その１‐

なんかね。朝も早く目が覚めちゃってさ。

ちょっと早く家を出る。

今回で６回目。ヒルクライムの一日が始まるよ。

信号も車も少ないし、ずいぶん早く着いちゃうなぁ。

それにしても、朝の空気が気持ちいい。

そういや天気予報が好転したね。

誰か、晴れ男が参加を決めたのかもねぇ。

今年初めての霧降高原。

楽しみだなぁ

集合場所の駐車場に着いた。

今回は一番乗り。

誰もいない駐車場でボーっと参加者の登場を待ちます。

ドロドロドロドロ・・・・・

カウボーイがオレンジ号に乗ってやって来た。

いつも来るのが早いこの２台。

今日は何人集まるかなぁ・・・・・

集合時間は９時～10時。

徐々に集まりだすバイクたち。

XLCRだぁ。もう30年以上乗ってるんだって。

ほぼフルストックなんじゃないかなぁ。

いつも参加のモデルKと、

今回初参加のメグロZ7。

それから、茨城から参加のRQ。

みなさん自走で現れます。

そうじゃないと霧降登れないもんね。

あとは、鮭夫さんの「紅鮭RT－２」で最後かなぁ・・・・

と思っていたら。

「トトトトトトトトトトトトトトトト・・・・・・・」

なんと！

飛入り参加で1台。

「朝起きてさ。なんか間に合いそうだから来ちゃった。」

陶芸の国「益子町」からBSAの・・・・・・・A65？が参加です。

このヒルクライム。別にサイドバルブの集会ってわけじゃぁ無いんですよ。

古いの好きな人なら誰でも歓迎です。

「紅鮭号はそろそろ来るかなぁ。」

「高速道路で止まってたりして？」

他愛のない話と、まじめなオートバイ談義で、時を喰らう変人たち。

この「旧車乗り」という人種。

オートバイの話をさせると延々と時間を費やす事が出来ます。

幸せな日曜日の時間が会場を包みます。

「ドロドロドロドロ・・・・・・」

「お。来たかな？」

「お待たせ―！」

いつものメンバー鮭夫会長の到着です。

毎回。埼玉からやってくるこの御仁。

もう。栃木県民になってもいいんじゃないかと思うんですけど？

「よーし。ほいじゃぁ。始めんべぇ～。」

「エンジンかけろ～い！」

第６回　霧降高原ヒルクライム。

この８台で始まるよ。

つづく。

その２はこちら