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2018年 02月 10日

気化器凍結 考察4

自分のキャブが凍ったという話をして、

同じ体験をしてる人ってあんまり居ないんですよね~。

なんかね、「陸王は凍らない」とか、

いろんな話が聞こえてきますが、

ぶっちゃけ、そういう話でもないのかなと思うんですよ。

ガソリンが気化するのは避けられないし、

気化すれば、気化熱で周辺の温度は否応なしに下がりますからね。

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じゃぁ。どんな時に凍りやすいかっていうと、

まず。気温がそこそこ低い時。

それから、湿度が抜群に高い時。

この2点が揃った時ではないかなと思っています。

ガソリンの気化熱で、周辺温度が下がった時に、

直ぐに結露して、すぐに凍る環境である事。それが条件かと。



具体的にに言うと、まぁ。自分の何となくの感覚ですけど、

早朝の湿度が高い時で、気温が一桁前半(0~5℃位)

に走ると、凍結する感じですね。

逆に、あまり寒すぎると結露する水分も少ないので凍結しにくい印象です。

実験した日はー5℃で超寒かったですが、いつもより凍結しにくかった印象です。
(あえて、橋を渡り湿度の高そうな場所を選んで走りました。)
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理由が分かれば、それを避ける方法も見つかる気もしますが・・・・・

理論的な方法としては、

1.「吸気を暖める」方法。→飽和水蒸気量を増やす。湿度を下げる。

2.「キャブレター自体を暖める」方法。→凍らない温度に保つ。

3.「吸気の湿気を取り除く」方法。→結露する水分を減らす。

でしょうか。

実際、3は殆ど難しいと思います。

1番は航空機なんかでは、排気管の熱を利用して吸気を暖める機構を設けた物もある様ですが、
単車でするのは、ちょっとナシかなぁ。

となると、出来るのは2番。現代の車両には付いてますね「キャブヒーター」。
これが現実的な回避方法なのだと思います。

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じゃあ「ダメじゃん!俺のキャブレター凍っちゃうじゃん!」となりますが、

機構的な回避方法は、難しいかもしれませんが、対処方は少しある様にも思います。

例えば、

・田んぼや、畑、または河川などの湿気の多い場所を避けて、市街地やバイパスなどの比較的交通量の多い道を選択する。・・・・交通量が多いと排気ガスや走行熱で湿度が低いように思えます。

・暖機を十分にする。・・・・燃焼で発生した熱が十分にエンジン各部に行きわたれば、キャブに供給される熱の量が多少増える。(あんまり寒い時はなかなか難しい事もあるでしょう。)

・もし凍ってしまったら、エンジンを止めて少し休憩。走行風でのエンジン冷却が止まるのでゆっくりとエンジンの熱がキャブに伝わります。・・・・・寒いんだからコーヒー飲んで体も暖めましょう。

あとはちょっと消極的ですが、出発時間を遅らせるなんてのも。・・・・・8~9時位になれば湿度も下がり、凍結する確率はグッと下がるでしょう。

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自分のマニホールドシールにはPEEK材の物を使っているので、

もしかすると純正の真鍮シールに比べマニホールドへの熱伝導が悪いのかもしれません。

キャブにインシュレーターを装着している人も、キャブへの熱伝導が悪いので凍結回避にはちょっと不利ですね。


自分の周りでは、キャブの凍結を体験した人は、一人だけだったので、

あんまり役に立たない記事になったかもしれませんけど、

寒い日の朝、信号待ちで突然黒煙を噴いても、

慌てて、キャブのスローを絞ったりしてもダメよ。って事を覚えておくとイイかもしれません。

当たるも八卦。当たらぬも八卦。

今回の気化器凍結の考察は、あくまでも自分の考察なので、

実際に正しい理論かどうかは、ご自分で判断してくださいね~。


寒い日はまだまだ続きますが、

オートバイ乗って楽しく過ごしましょ♡

ではでは。

おしまい。

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by hiyokobeans | 2018-02-10 22:25 |   リンカート | Comments(8)
Commented by 熊三 at 2018-02-11 01:10 x
4輪での経験はあります。
シティのカブリオレは雪の日によくアイシングを起こしました。
そこそこエンジンが暖まった頃に信号待ちや渋滞でよくスローが効かなくなりエンストを起こしました。
当時の4輪(80年代キャブ車)は吸気温度に応じて自動的に外気を吸うか、エキマニカバー内の暖かい空気吸うかを切替えていました。アナログな負圧作動だったので作動が不安定だったのかも?
それ以前(70年代)はエアクリーナーに手動の切替がありました。

郵便カブのMD90はキャブヒーターが付いていました。初期(6V)はエキパイカバー内の暖かい空気で、ケースで囲ったキャブを温めるという超アナログ式でした。夏は逆効果になるらしく、後期型(12V)は電気ヒーターになっていました。
発信停止が多く寒風酷暑年中走るMDには不可欠な装備。私も3年くらい真冬もMDで通勤しましたがアイシングの経験はありません。

と、とりとめのないアイシングの経験談でした。

Commented by hiyokobeans at 2018-02-11 20:22
熊三さんこんにちは!貴重な体験談をありがとうございます!!
4輪だと、夜中など更に過酷な条件で走る事もあるので、何かしら対応しないと走れない状況があったのでしょうね。
負圧作動の切替弁があるのは知りませんでした。なるべくひんやりした濃い空気を吸いたいので、やむを得ず暖かい吸気に切り替えたのでしょうね~。
87?年式の通勤用スペイシーにもキャブヒーター付いてます。
冷却水がキャブボディー内を通過するタイプですね。
オートチョークも幾らか熱源になってるのかもしれません。
可変ベンチュリータイプはピストンバルブが張付くと怖いので、
ヒーター必須ですね。

小さいころ、シティーのCMが大好きで、よく真似してました(笑)
マッドネス最高!!
Commented by 50snut at 2018-02-13 12:48 x
お久しぶりです。(Mです
陸王でもたまにアイシングを起こしますよ。
空冷ビートルの場合、マニホールドが細長いので顕著にその症状が現れます。

経験上、走らずに暖機したのち一旦停止させ、15分から20分ほど放置。
その後、走り出せば大概は問題ありません。

ヒーターを埋め込む以外の対策としては、
ベンチュリーをいじるなどして、吸気の流速を下げるしかないような気がしますね。

またガレージに遊びに行きますので、
いろいろと教えて下さい~
Commented by hiyokobeans at 2018-02-13 19:58
お久しぶりです!!
やっぱり陸王もアイシングしますか。予想が当たってなんか嬉しいです(笑)

暖機後に放置すると、熱がエンジン全体に行きわたり、その後はキャブレター側に供給される熱が増えるのでしょうね。
ベンチュリーを大きくすると霧化が悪くなり、霧状のガソリンが気化する場所がマニホールド側に移行し、
バタフライは凍らずに済むという理屈ですかね。
自分はいつも、エンジン掛けたら暖機もそこそこに走り出してしまうので、尚更アイシングしやすい気がしますね(笑)
全然、陸王は手を付けてませんけど、何時でも遊びに来てください~。

Commented by 熊三 at 2018-02-14 21:53 x
偶然見つけました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d121472943
これが郵政カブMD90のキャブヒーターです。
これでキャブを覆ってエキパイからの暖気で温めます。
たぶん寒冷地のみの仕様だと思います。
Commented by hiyokobeans at 2018-02-14 23:06
どうもありがとうございます!
流石、熊三さん。こんな部品、見ただけでは何の部品かわかりませんね。
出品者も不明な部品がココで明らかになってしましました(笑)
WLもレッグシールド付ければ、多少効果があるかもしれないですね。
実は、持ってるんですよね。レッグシールド。
でも、まともなバンパーが無い!!
Commented by knuckleman1947 at 2018-03-14 22:02 x
通りすがりの福島の47ナックルです。
ツーリングの記事で地元の地名がたまに出るので、何処かですれ違ったりしてるかもです。
私のも気温5℃を下回る時期になるとプラグかぶりが発生するので、何となく同じ様な考察をしてました。エンジンの熱をキャブに導く方策を色々考えてますが、これだ!という打開策は見つかってません。レッグシールドが良さそうかなぁとは思ってアルミ板で工作しましたが、うまい固定方法が見出せず、とりあえずフロートボウルに保温材巻いて外気の冷却効果を和らげる様な事をやってます(効果はいくらか良いかな程度ですが…)
まぁ福島は雪降ると乗れなくなっちゃうので、気温下がってきて雪降るまでの間と、雪が溶けて気温が上がるまでの間の事なので短い期間の事ではあるんですが…
そろそろ暖かくなりますから、次回の冬までになんか思いついたらやってみます。
ブログたまに覗かせて頂きます。
Commented by hiyokobeans at 2018-03-14 23:34
knuckleman1947さん。どうも初めまして!
年に数回ですけど、福島(主に会津地方)走ってます。福島は道も景色も最高で、お気に入りです(笑)

キャブが凍るほど寒くても、乗りた時は乗りたいですよね~。

信号の無い所を連続運転する分にはあまり不具合がないし、太陽が上がってしばらくすれば解消する事が多いので、キャブが凍ってしまったら、自分はもう諦めて休憩してます(笑)

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